【乱暴・多動・奇声】幼児の困った行動のしつけ方

【乱暴・多動・奇声】幼児の困った行動のしつけ方

我が子がやんちゃだった場合、元気なことは良いことですが、ママは毎日ヒヤヒヤしてしまいますよね!

周りの人達には「元気な証拠だよ!」、「将来大物になるね!」、「成長と共に変わるから大丈夫だよ!」などの慰めの言葉?をたくさん頂いたり、保健センターで相談すると、「お母さん頑張ってるね!」「お母さんが悪い訳ではないよ!」「そのままでいいんだよ!」など励ましてくれましたが、やはり一番欲しいのは慰めや励ましの言葉ではなく、どうしたら良いかが知りたいですよね。

今でこそ、息子は小学生になり少しずつ改善されていきましたが、私も息子の困った行動にはずっと悩み続けてきました。

そもそも、幼児の困った行動と一括りに言っても、色んな意味があると思います。

主に乱暴・多動・奇声あたりでしょうか?

我が家の息子も幼稚園児の時は、乱暴ほどではないにしろ、お友達に手がでてしまう時があり、全てに当てはまりました。

劇的に改善する方法ではないですが、1つずつどのように我が家は対応したのかをお伝えしたいと思います。

幼児の困った行動その1 手が出てしまう子供(乱暴)のしつけ・対応の仕方

まず、お友達に手が出てしまうお子さんであれば、お友達と遊んでいる時にお子さんから必ず目を離さないようにしてください!

お友達を噛んでしまう子も中にはいると思います。

お友達と遊んでいるところを見ていると、手が出る・噛むタイミングが大体分かります。

おもちゃの取り合いなどのケンカになりそうな時が多いですね。

何もないのに手が出たり噛んでしまう子供はほとんどいません。

ケンカになりそうになった場合、手を出してしまう前にお友達から引き離して「一緒に使おうね」「順番に遊ぼうね」などと声をかけましょう。

手を出してしまう子供は、自分の思い通りにならない時に手を出してしまうことが多いので、まずは話し合いで解決する姿を見せ、手を出して解決することが癖にならないようにしましょう。

子供はケンカをしながら学ぶことも多いので、本当はすぐに介入したくはないですが、手が出てしまう時期は別です。

また、もし手が出てしまった場合は、お子さんをお友達からすぐ引き離し、少し離れてから叱りましょう。

おもちゃなどがある場所では気が散ってしまうので、何もないところでしてはいけないことを伝えると良いですね。

ポイントは、まず子供を落ち着かせ、お互いの目を見つつ、いけない理由を説明しながら叱ることです。

また、保育園や幼稚園で起きた場合は、その場で先生が対応してくれると思いますが、やはりそれだけでは同じことが繰り返されることが多く、心が痛みますよね。

そもそもどうして手が出てしまうのかということが分からないと解決方法も分からないので、お子さんの手が出てしまう理由を考えてみましょう。

言いたいことがうまく伝えられない

男の子の場合、女の子よりうまく話せない子供が多い傾向にあり、言いたいことがうまく言えずに手が出てしまうことがあります。

我が家の息子がそうでした。

言葉が出るのが遅く、口より手が出てしまうのですね。

我が家は息子の語彙力を上げる為に、これを使ったら劇的に語彙が増えて話せるようになりました。

そして、言いたいことをうまく話せるようになると手が出ることがなくなりました。

お友達の痛みが分からない

幼児ですと、なかなか相手の気持ちになって考えることが難しいですよね。

どうしたら相手の立場になって痛みが分かるのか、我が家ではこういったことをしていました。

ここからは、パパ・ママの出番です!

演技派の俳優・女優さんになった気持ちになって、お子さんのして欲しくないことを、お子さんの目の前で夫婦で演技をしてみましょう!

簡単なケンカをして片方が叩いて、叩かれた方は大げさに痛がりましょう!

大好きなパパやママがケンカをして痛がっているのを見たらお子さんはどう反応するでしょうか。

泣くかもしれないですし、止めに入るかもしれないですね。

すかさず、お子さんにも「叩いたら痛いよね」「こんなこと嫌だね」と話してください。

夫婦喧嘩を見せるのは良くないですが、いつもではないですし、視覚的に見るとお子さんでも分かりやすいかと思います。

この方法は、熱いものを触って欲しくない時なども有効ですので、どうしてもという時には試してみてくださいね!

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幼児の困った行動その2 落ち着きのない子供(多動)の対応の仕方

多動なお子さんですと、1番困るのは迷子ではないでしょうか?

多動な子供はすぐに迷子になります。

目を離さないとこはもちろん大事ですが、一瞬たりとも目を離さないことは不可能です。

その一瞬に迷子になってしまうのです。

我が家の息子は、迷子紐つきリュックサックを背負っていました。

また、その頃は息子がやんちゃすぎてスーパーで買い物が不可能でしたので、ネットスーパーが大活躍しました。

スーパーのお買い物でストレスになるくらいだったら、買い物はネットスーパーにお任せして、その分の時間でお子さんと公園などに行きましょう!

多動な子供はエネルギッシュなので、外で運動をたくさんさせると寝つきもよくなりますよ!

雨の日など外に行けない時には自宅用に購入したトランポリンが大活躍しました!

多動な子供に落ち着いてと言っても意味がありません。

適切な言葉掛けが重要になります。

色んな物を触ってしまうお子さんには、「触ってはダメ!」ではなく、「ここなら触っていいよ。」と妥協点を探し伝えてみましょう。

そうすることで、子供の反発心を抑え、素直に従うことが多かったです。

時には気をそらすことも大事です。

子供がどうしても言うことを聞かず暴走しそうになったら、お子さんの好きな話題に無理やり変えて気をそらしましょう。

我が家の息子はスイッチが入ると周りが見えなくなり、どうしてもその場で言うことが聞けないことがありました。

これも、落ち着いた時にどうしていけないのかを伝え、ママは「◯◯君がやめてくれなくて悲しかったよ」など、ママの気持ちを交えて伝えると効果がありました。

そうして色々と対策をして過ごしていくいくうちに、子供もだんだん成長し、小学生くらいになるとぐっと落ち着いて楽になりますよ!

幼児の困った行動その3 大きな声を出してしまう子供(奇声)の対応の仕方

我が家の息子は特に声が大きく、1人でも常に声を出して遊んでいました。

また、お友達がいると楽しくなり、周りが見えなくなって歯止めがきかなくなります。

そんな時には、声の音量が視覚的に分かる紙を作りましょう!

 

作り方

  1. 紙に大きな横長のくの字を書きます。
  2. くの中に色鉛筆で5分割に縦線を引いて色分けをします。
  3. くの中の色を五段階に色分けし、右側が1番濃くなる色にして左から1~5の番号をふりましょう。
  4. くの左側には普通の顔、右側にはうるさくて困っている顔を書きます。

これで完成です。

1番の声はコショコショ話をする声、それから順に五段階で声の大きさを子供に伝えてください。

子供が奇声を上げた時にはその紙を見せ、

るーママ
今のは5番の声だったよ。3番の声にしてみようね

と言ってみてくださいね。

この方法をすることにより、我が家では息子の奇声が減りました。

自分がどのくらいうるさい声を出しているのか視覚的に分かることで客観的に気付くことができたようでした。

 

いかがでしたか?

我が家がやんちゃな息子にしたしつけの方法なので、万能ではないですが効果があった方法です!

みなさんも試してみてくださいね!

 

参考になる書籍はこちらです。

子どもが育つ魔法の言葉

男の子の本当に響く叱り方ほめ方

言うこと聞かない!落ち着きない! 男の子のしつけに悩んだら読む本

その子、発達障害ではありません IN―Childの奇跡



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