本が多い家だと子供が国語より算数を得意になるって本当?
- 2018.09.15
- おすすめ学習本・読書について
最近、こんなニュースを発見しました。
自宅の蔵書多いと子供の算数の成績が上がる、新聞も重要|YAHOO!JAPANニュース
2017年度「全国学力・学習状況調査」で行ったテストでは、家庭環境や経済状況を尋ねる「保護者アンケート」を実施しました。
その結果から、子供のテスト正答率と保護者アンケートの相関関係を調べ、例えばテストの結果と家庭の蔵書数も関係しているということでした。
蔵書数が多い家庭ほど子供の学力が高く、それは「国語」より「算数」の方が顕著に相関関係があるという結果だったのです!
みなさんはこの結果についてどう思いますか?
確かに、家にたくさん本がある家庭では、子供の語彙力や読解力がアップしそうですよね!
国語より算数の方が顕著に良かったということは、読解力がアップしたことで文章問題が有利になったということなのでしょうか?
ただ、「家庭の蔵書数が多い=算数ができる」と考えるのは早計ですよね。
家庭の蔵書数が多いことから読み取れること
- 親が読書家→親の教養が高い→遺伝?もしくは家庭環境(教育熱心)で子供の成績が良い
- 本をたくさん買うことのできる高所得世帯→教育にたくさんお金をかけられる
など、色々なことが関連しているということが考えられますよね。
家の蔵書数と算数の正答率は相関関係があるだけで、因果関係が証明されたわけではないのです。
ですので、ただ単に家の本を多くするだけでは算数の問題を解けるようになるという話ではありません。
もし、学力向上への因果関係が分かれば我が家もさっそく実行したいと思いますが、残念ながらはっきりしていません。
我が家は買う本を厳選しています。
たくさん本を買ってあげたいですが、きりがないですし、そこまで家庭に余裕があるわけではありません。
たくさん本を買うことが理想ですが、家にたくさん本がなくったって、図書館へ通えばいいのです!
また、親が読書に興味がないのに本ばかり家にあっても意味がありません。
それよりも大事なことがたくさんあるのです。
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本を集めることよりも大事なこと
読み聞かせをする
子供が小学校に入るまでのお子さんでしたら、寝る前などに毎日読み聞かせをすると良いですね。
毎日読み聞かせをすれば習慣になりますよ!
365日の読み聞かせシリーズの本なら、1冊で毎日読むのに困りませんのでおすすめです!
一緒に読んだ本の感想を話し合う
毎回ではなくていいので、子供がどう思ったのか聞いてみてください。
面白かったなら、どう面白かったの?と聞いてみると語彙力アップに良いですよ♪
また、お話の続きを一緒に考えてみるのも想像力アップにつながりますし、親子で楽しめるのでおすすめです!
本を読むことを強要しない
無理矢理読ませても読書が嫌になるだけなので、強要はしないようにしましょう!
本を選ぶ時は、なるべくお子さんが興味を持った分野(たとえゲームに関連したことでも良いです)にすると良いですよ!
どんな本が良いか分からない方にはこちらがおすすめです!
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親自身が普段から本を読む
親が本を読まないのに子供に「本を読みなさい!」と言うのは説得力に欠けますよね。
日頃から、親御さんの好きなジャンルで良いので本を読んでいると、子供も影響を受けて本好きになりやすいですよ♪
好奇心を育むように仕向ける
親が本をたくさん読めば、知識や教養を増やすことにつながります。
普段から、何気ないニュースやお子さんが疑問を持ったことに対して、親御さんの知っていることを分かりやすく教えるように意識すると良いですよ!
そうすることで、お子さんの知的好奇心を育むことにつながります。
遺伝よりも大切なこと
もしかしたら学力に遺伝が関係するかもしれませんね。
しかし、遺伝だから仕方ないと諦めるのではなく、できることはやってみましょう!
親が低学歴でも子供の学力が高い家庭ももちろんあります!
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてくださいね!
いかがでしたか?
家庭の蔵書数を増やすことよりも大切なことはたくさんあります!
算数は計算力や読解力、応用力も試されます!
もちろん算数の勉強をすることが近道ですが、お子さんに本を読む習慣をつけることや、ニュースについて話し合ってみたりすることも大事ですよ!
是非参考にしてみてくださいね!
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