PTFE、PFOA、PFOSフリーのフライパンおすすめ!フッ素樹脂(テフロン)加工は危険?安全な選び方とは?
- 2021.01.21
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PTFE・PFOA・PFOSフリーのフライパン・鍋のおすすめはここ!フッ素樹脂(テフロン)加工は危険?安全な選び方をこのブログでご紹介!
みなさんはフライパンや鍋に使用されているFTFE、PFOA、PFOSという言葉を知っていますか?
フッ素樹脂(テフロン)加工という言葉ならご存知の方も多いかもしれないですね。
PTFEはフッ素樹脂のことで、テフロンとも呼ばれています。
フライパンや鍋に使われているPTFE、PFOS、PFOAは自然界には存在しない人工的な化合物質で、人体に蓄積されやすいことが分かっています。
PFOSとPFOAはアメリカやヨーロッパで使用規制されています。
何が危険なのかというと、PTFE、PFOS、PFOAは発ガン性、不妊、奇形児さらに発達障害になる物質を含んでいるらしいと知り、怖くなってフライパンや鍋について調べました。
PTFEとは?
ポリテトラフルオロエチレン (polytetrafluoroethylene, PTFE) はテトラフルオロエチレンの重合体で、フッ素原子と炭素原子のみからなるフッ素樹脂(フッ化炭素樹脂)である。テフロン (Teflon) の商品名で知られる。
ポリテトラフルオロエチレン自体は化学的に不活性であり毒性はない。しかし、約260°Cに達すると劣化し始め、約350°C以上になると分解する。
このとき生成する物質は人間に対してはインフルエンザのような症状(ポリマーガス熱)を引き起こす可能性が報告されている。
これをコーティングした調理器具を考えた場合、調理用の油脂・油・バターは約200°Cで焦げ始め、煙を生じる。
また、肉類は通常200–230°Cで揚げるため、通常そのような高温にしてしまうことはない。
しかし、もし空のままで加熱しているのに気づかなかった場合、ポリテトラフルオロエチレンが劣化し始める温度以上に調理器具が加熱される可能性が生じる。いずれにせよ高温で調理する場合は、鉄もしくはステンレスの器具を用いるのが良い。
通常の使用の仕方では特に問題はなさそうですが、うっかり空焚きをしてしまうと危険なようですね。
空焚きをしなくても、ウインナーを少量炒めたり油で揚げ物をするなど、フライパンの温度が上がることを繰り返してしてしまうとテフロン加工が痛んだり剥がれてしまう可能性があるので危険です。
ここにも書いてある通り、鉄かステンレス製のフライパンや鍋を使用する方が良さそうです。
小鳥などを飼育している環境下では、煙が小動物に致死的な影響を与えるため使用してはならないと、同加工された調理器具などに注意書きがなされている。
フッ素樹脂(テフロン)加工のフライパンを加熱し過ぎた煙で小鳥などの小動物が死んでしまうほどの影響があるなんて知りませんでした。
そうであるなら、人間にも良くないというのは明らかですよね。
2005年、アメリカ合衆国環境保護庁の科学諮問委員会は、テフロンを製造する過程で使用するペルフルオロオクタン酸が「発癌性物質の可能性が高い」とした。
PTFEは発ガン性物質の可能性が高いとは恐ろしいですね。
何かあってから後悔してしまうのは嫌なので、フライパンを今後購入する時には慎重にならないといけないと感じるようになりました。
PFOAとは?
共役塩基のアニオンが界面活性剤として用いられ、PFOA(ピーフォア、perfluorooctanoate)と呼ばれる。
2000年に大手製造メーカーであった3M社は世界各地の野生生物中にペルフルオロオクタンスルホン酸が高濃度に検出されたことを明らかにし、同様の構造を有するペルフルオロオクタン酸についても製造を2002年に中止した。
現在はデュポン社が製造を継続しており、その他フッ素樹脂メーカーで使用が継続されている。
世界各国の政府、研究者がその影響の調査に乗り出している。
2006年1月25日アメリカ合衆国環境保護庁はフッ素樹脂製造メーカーに対して、ペルフルオロオクタン酸の排出の削減を求め、2015年までの排出の廃絶を目指している。
PFOAは、PTFE(フッ素樹脂)を接着する時に使用され、フライパンや鍋などの焦げ付き防止や撥水加工としての役割を果たしているそうです。
PFOSとは?
ペルフルオロオクタンスルホン酸(—さん、perfluorooctanesulfonic acid) は、完全フッ素化された直鎖アルキル基を有するスルホン酸。
共役塩基のアニオンが界面活性剤として用いられ、PFOS(ピーフォス、perfluorooctanesulfonate)と呼ばれる。
2000年に大手製造メーカーであった3M社は世界各地の野生生物中にPFOSが高濃度に検出されたことを明らかにし、製造を2002年に中止した。
現在、世界各国の政府、研究者がその影響の調査に乗り出している。 2005年6月16日スウェーデンが残留性有機汚染物質に関するストックホルム条約の対象物質への追加を提案した。
日本では、2008年11月21日のPRTR法施行令改正でPRTR法第一種指定化学物質になり、2009年度以降の排出移動量の届出が義務付けられた。
2009年5月4日から8日までジュネーブにおいて、ストックホルム条約(POPs条約)の第4回締約国会議(COP4)が開催され、PFOSを含む9種類の物質が同条約の附属書Bに追加されることが決定された。
2010年4月1日の化審法改正で第一種特定化学物質に指定され、製造と輸入を許可制にし、事実上禁止した。
PFOAとPFOSの違いを調べてみましたが、界面活性剤として水や油をはじく似たような性質で、両方とも防水や焦げ付き防止のためにフライパンや鍋に使用されています。
発達障害などの影響もあることから、我が家では息子がADHDのグレーゾーンだと感じていることもあり、フライパンや鍋に使用されている成分には慎重になった方が良さそうです。
フッ素樹脂加工したフライパンの危険性
神奈川県が社団法人 日本海事検定協会食品衛生分析センターに依頼したフッ素樹脂加工したフライパンのテストの抜粋がこちらです。
カセットコンロによりフライパンを加熱すると5分で370℃に達し、フッ素樹脂塗膜は 400℃を超えると熱分解が起こりました。
フライパンの空焚きによって423℃でガスの発生が認められました。ガスの発生は目視では感知できないことが判明しました。
フッ素樹脂加工をしたフライパンを空焚きした場合、無色・無臭で呼吸困難を引き起こすテトラフルオロエチレンから始まり、ヘキサフルオロプロペン(めまい・窒息)、 プロペン(眠気、めまい )、クロロメタン(吐気、頭痛)、ブテン(眠気、めまい)という有害物質の発生が確認されました。
引用:フッ素樹脂加工したフライパンのテスト-神奈川県ホームページ
もしうっかり空焚きをしてしまうと気づかないうちに有害物質を発生させてしまいます。
フッ素樹脂加工をしているフライパンを使用している方は、空焚きをしないのはもちろん、フライパンを傷めないためにも金属のおたまやヘラで傷をつけないように気をつけた方が良さそうです。
安全で焦げ付かない・くっつかない・長期使用できる(寿命が長い)フライパンの選び方とおすすめランキングは?
フッ素樹脂加工したテフロンフライパンは、空焚きや長期使用した場合にコーティングが剥がれて、PTFE、PFOS、PFOAを摂取することにつながる可能性があります。
ですので、なるべく鉄かステンレスのフライパンか、もしくはPTFEなどがフリーと記載されているフライパン・鍋の方が安全性が高いといえるでしょう。
そうなると、どんなフライパンがいいのか絞られてくるので、その中で私がおすすめするランキングを紹介したいと思います。
1位 グリーンパン
グリーンパンは、フッ素樹脂を使用しないノンスティックコーティングを用いた調理器具を世界で初めて発売した、ベルギー発のメーカーです。
フッ素樹脂をいっさい使わず、PTFEフリーのノンスティック加工なので安心・安全のフライパン・鍋です。
使いやすさ ○
長持ち度 ○
重さ ○
値段 ○
IH ○
どうしてこのフライパンが1位なのかというと、グリーンパンはおしゃれで私好みだからです!笑
安心・安全なのはもちろん、価格もそこまで高くないですし、キッチンに映えるおしゃれさで思わず購入してしまいました。
28センチのフライパンを購入しましたが、重たくないです。
最初は試しに1つ購入しましたが、使い続けても白いままで扱いやすかったので、今後揃えていきたいと思っています。
熱伝導率が高いので強火で使わないことが長期使用できる秘訣です。
2位 鉄製のフライパン リバーライト極(きわめ)ジャパン(国産)
使いやすさ ○
長持ち度 ◎
重さ △
値段 ○
IH ○
鉄のフライパンはフッ素樹脂(テフロン)加工ではないのでもちろん有害物質を含んでいません。
有害物質を含んでいないばかりか、調理すると鉄を摂取することができるというおまけつきです。
難点は少し重たいことと、油返しなどの手間が必要なことでしょうか。
しかし、この極という日本製のフライパンは従来からある鉄のフライパンのように錆びやすい訳ではなく、鉄のフライパンなのに錆びにくいので断然扱いやすくなっています。
また、鉄製のフライパンなので、金属のおたまを使ったりたわしでこすることもできます。
ちゃんと扱えばどんどん馴染んで使いやすくなる一生モノのフライパンなので、そう考えるととても安いですよね!
油返しなどの手間が問題なければこのフライパンがおすすめです!
国産のフライパンですので、そういった商品をお探しの方にも良いですね♪
3位 スキャンパン
使いやすさ ◎
長持ち度 ◎
重さ △
値段 △
IH ○
有害物質を一切使用しない(PFOA/PFOSフリー)安全なフッ素樹脂加工をしたデンマーク製の全面多層構造のフライパンです。
フッ素樹脂加工ですが、チタン合金技術を使いとても丈夫な作りで10年以上使用できるようになっています。
その証拠に10年間の製品保証付きなので安心ですね。
さらに油を使わずに調理ができる・熱伝導率が良いのでとても扱いやすいフライパンです。
少し値段がすることと重さも少しありますが、長く使えて扱いやすいということで人気のフライパンです。
4位 ルール(ruhru)の健康フライパン
使いやすさ ○
長持ち度 ◎
重さ △
値段 △
IH ○
ルール(ruhru)はPFOAフリーで安心・安全のフライパンです。
ナノダイヤモンドコーティングとチタニウムコーティングのダブルコーティングで、耐久性が高く焦げつきにくい仕上がりになっています。
他のフライパンと違って底8mmもあるしっかりとした作りで熱伝導率が高いのが特徴です。
また、油を使わずに調理ができるので健康的です。
しっかりした作りなので、その分の重さがあるのとお値段は少々高くつきますが、お手入れが簡単でリフレッシュサービスと10年保証がついているので長く使えます。
5位 ビタクラフト(Vita Craft)スーパーセラミック
使いやすさ ○
長持ち度 ◎
重さ ○
値段 △
IH ○
ビタクラフト(Vita Craft)のスーパーセラミックは人体に影響のあるPTFE・PFOAを使用していないので、安心・安全です。
また、食材にしっかり焼き目を付けても焦げ付きにくく、お手入れも簡単になっています。
フライパン本体は全面5層構造で、内側にはビタクラフト独自のセラミック加工「スペシャルマジックコート」を採用しています。
10年保証がついているので長く使用することができます。
6位 ティファール C91005 エキサイト ステンレス
フライパンといえばティファールですが、ティファールはフッ素樹脂(テフロン)加工の商品がメインになっています。
海外向けにはPTFE、PFOAフリーのフライパンを販売しているようですね。
調べてみると、ティファールのエキサイト ステンレスという商品はPTFE、PFOAフリーで日本で購入することができるようです。
ティファールを使用されている方は多いと思いますので、そういった方はPTFE、PFOAフリーのティファールの商品がおすすめです。
いかがでしたか?
色々と比較検討をして、安心・安全でお気に入りのフライパン・鍋を見つけられるといいですね!
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